ぼやきコーナー

警察、ドコモに1、000億円をせびる

少し前のニュースであるが、警察が民間事業者に対し、開発費が1、000億円にものぼる盗聴用ソフト開発を要求、さらに立会人の経費も要求しているという。この要求を事業者がのめば、結果的には利用者に1、000億円分のしわ寄せが来る事になるそうである。早い話、ケータイを使ってる人は料金が上がるっちゅうことやね。それよりも、以前の説明ではそういったことは事業者に負担を求めないとか言っていたくせに今になってそんなことを言い出すのはどういうこっちゃねん。「とりあえず法律を通しておいたら後は何とでもなる」とか考えてたんか?警察が二枚舌を使い分けるということは問題である。うそつきは泥棒の始まりやねんぞ。それでなくともウソつきまくってるのに。

とりあえず現状のていたらくの警察に何でもかんでも聞かれるのは気持ち悪くてしょうがない。「奥さん、今、どんなパンティはいてんのん?」とかいう会話を聞かれたら困るがな。

さらに各社とも「警察の要求は断りにくい」と話しているそうである。そらそうやろ。皆、やっぱり警察権力はコワイもんね。だから、「警察のお願い」とか、「協力の要請」とかなんて、実質強制みたいなモン。夜、チャリで走っていて、「防犯登録を見せてくれ」と言われて断れますか?職質されて断れますか?任意と言いつつ暗黙の強制や。が、そのこと自体にも問題のような気が。っちゅうか、それが腹立つ。ドコモは断ったらしいが。大体やね、そんなモン開発するより先に、心臓のペースメーカーに悪影響を与えないケータイを開発する方がよっぽど急務やと思うねんけど。