先日、新聞にNTT DOCOMOが一面広告で「迷惑メール対策」を載せていた。何でも、通信料金をいくらか無料にするらしい。まぁ、ええけど、何となく「ワシらは頑張ってまっせ」的な言い方をしてるのが気にいらん。本音はこの「実質値下げ」という「対策」を講じることによって最近風当たりが良くないのをかわし、加えて、「値下げイメージ」によって他の携帯各社に差をつけようという魂胆であろう。値下げ合戦では一番体力のある会社が有利なのはハンバーガー戦争を見ても明らかであり、他の携帯各社はまたまた苦戦を強いられるであろう。しかし、元々メール受信料はドコモが一番高かったのである。迷惑メールで一番儲けていたのはドコモであるはず。もともと高い値段設定で「値下げしました」言うても説得力がない。
そんな小手先の「対策」より、メール受信料を取るのん、やめんかい！その分送信に上乗せしたらええねん。ほんなら、くだらんメール打つアホも減るやろし、迷惑メールも経費がかさむので減るやろ。もともと受信料の負担が無くなれば「迷惑メール」自体が別に「迷惑」でなくなるやん。まぁ、不要なメールがたくさん来ることによって、その受信に要する時間と、それを読む（確認する）、削除する手間はやはり「迷惑」であろうが、基本的には勝手に受信料が生じることこそが一番の問題のはず。現状では一番の迷惑メール対策とされる「アドレスを変更する」のも面倒やし、アドレスを変えてしまうと、出会いサイトからのメールが来なくなってしまうやんけ。....って、欲しいんかい！