重要法案って、何や?

防衛庁や与党幹部のボケのおかげで今国会成立が断念されつつある有事法案とメディア規制法案。ありがとう、防衛庁。ありがとう、官房長官。ありがとう、幹事長。しかし、両法案は廃案にはせず、継続審議にするという。で、難問山積みの中、政府が重要法案と指定した残りの二つは無理矢理にでも通そうそいう腹らしい。いいとこなしの山崎幹事長は「重要法案が通らないのは困る」と言ったそうだが、それはアンタが責任を問われるからやろ?

大体やなぁ、国民は小泉首相に構造改革をやれとは言うたかもしれんが、国民統制をやれとは言うてないで。いつから有事法案やメディア規制が最重要課題になったんや?郵政民営化はまぁ、アンタの持論やから最重要課題と言うてもええやろけどな。しかし、それかて、何や、今回の法案では点字郵便物は無料とするという規定が無くなるねんてな。そういうことこそが、規制せなアカンことちゃうん?

話はそれたが、国民があんたに期待したのはむしろ自民党改革やと思うけどな。「自民党が改革に抵抗するなら自民党をブッツ潰す」とか言うてた割には全然アカンがな。ま、首相の力で政党がつぶせるのなら政党政治は終わってるし、景気のええことを論理無視して言うのがアンタの得意ワザやけどな。

もっぺん言うけど、国民はアンタの構造改革は支持したかもしれんけど、国民統制を支持したつもりはないと思うで。