銀行を信じるべからず

最近、と言っても少し前からだが銀行再編のため支店の統廃合が進んでいる。前に待ち合わせに「新宿西口のみずほ銀行の前で」とか言われて行ってみればざっと見渡しただけで4,5軒あったぞ。どれやねん!
久保田陽子恵比寿の三和銀行を間違えた例をあげるまでもなく、銀行の支店が続々と変わっていってる(彼女の場合、単にボケなだけかも知れないが...)。会社や店の地図の目印に銀行を書いていた人はええ迷惑や。これからはとりあえず銀行を目印にしてはいけない。

でもまぁ、こんなことはどうでもええ話。本題に入ろう。ビッグコミックスピリッツで「気まぐれコンセプト」と言う漫画があるが(本題?)、それに、長く海外赴任していたサラリーマンが日本に戻ってきて、空港で両替をしようとしたら「おお!三和銀行がない!東海銀行も!UFJ銀行(外資?)に取って代わられている!日本経済はここまで悪くなっていたのか!」と愕然とするシーンがあった。

それは結構笑えたが、ここ数年の銀行再編によって今まで看板として守りつづけていた名前を放棄しているところが少なくない。三井住友とかはもちろん前身がわかるが、上述のUFJやみずほなどは以前が何だったのかが分からなくなっている。今までの再編ではそんなことはなかったと思うが(第一勧銀とか)。これは、「バブルの時代にアホやったんは今の私らとは違いまんねん。全然別もんやし、ほら、名前も違いまっしゃろ?私ら、最近出来たもんで、昔のこと言われても知りまへんわ。」という風に聞こえるのはワシだけか?

あと、最近の政党もそうやけど、名前て、何つけてもエエっちゅうもんちゃうで。新生銀行だの青空銀行だの、とりあえずイメージだけっちゅうのん、やめんかい。さわやか銀行に至っては「ワレ、なめとんか!」と言いたくなる。

子供に「名は体を表す」っちゅうて教えられへんようになってきてるんちゃうけ。