日本は国連中心外交やったはずやな？しかしてその実態はアメリカ中心外交やったんか（やっぱり）？政府はとりあえずアメリカを支持するそという。「とりあえず、て何や？」戦争するかどうかという重大な選択を、やな、国会での審議もなしに、ビール頼むんやないっちゅうねん。
北朝鮮問題で米に頼らざるを得ない日本は米を支持する以外に無いと言う。それが国益だと。その一方で同時多発テロの遺族の一部は「自分の家族を戦争の口実にするな」と反戦行動を起こしているという。はぁ...。
政府は説明責任を果たしていないという批判が巻き起こっているが、その矢面に立たされている河口順子外相はこの緊迫した情勢（３月１日）の中、「（武力行使の是非を）今言うことはできないし、言うべきではない」とか語ったそうな。ほな、いつ言うねん？結果論だけで喋りたいねんやったら政治家やめて評論家でもやったら？しかも、アンタ、ただの政治家やない、外務大臣やねんで。
イラクは、いざ、開戦となれば国防の要となるミサイルの廃棄を始めた。廃棄を拒否すれば即、戦争という状況の中、やむを得ず、というところであろうが、アメリカは結局イラクが何をやろうが攻撃するという。しかし、イラクのミサイルよりもB-52のほうがよっぽど大量破壊兵器に見えるねんけど。
そもそも核兵器を所有するに至ったインドやパキスタンは何で攻撃されへんのん？イスラエルが国連決議に違反し続けているのは誰の目にも明らかやん？で、何でイラクだけがこんな目に合わなアカンのや？つまるところ、フセインがアメリカを敵視してるからだけちゃうのん？で、アメリカは自分を敵視している政権を倒すという。
しかし、体制の転覆を目指した軍事行動は国連憲章に違反する。....のだが、アメリカという国は今までいろんな国に対してそういうことを繰り返してきた国なのである。
もし仮に、悪の枢軸で名指した国々を全部やっつけたら、アメリカはどうするのであろう？「ハッピーエンディング」か？ワシはそうは思わんけどな。何故なら、軍需産業には敵が必要だからである。