ふげん、廃炉に

新型転換原型炉ふげんは66年に開発が始まり、70年着工、79年に運転を開始した。ま、13年ですか。そして24年間運転して、先日廃炉に。今後の作業は使用済み核燃料搬出に10年解体作業に15年かかるんですと。準備、撤去に合計38年、運転が24年。う〜ん。

設計、建設費が4770億円、買電収入は2065億円ですでに2700億円の赤字、今後の解体費用は千数百億円といわれる。

廃棄物は推定36.8万トン。このうち放射性廃棄物は推定4000トン。残りの約36.4万トンはコンクリートが中心で、原子力安全委の基準では放射性廃棄物に該当しない(どうだか)として再利用を目指すらしい。が、核燃機構幹部も「自前の施設で使うことを考えている」と話す。そら、そうやろ。誰が原発の廃棄物を引き取るところなんかあるかいな。しかし、新規原発建設の難しいこの状況でどこに使うんやろ?そして、日本は今後、次々と原発が廃炉になる予定である。どうすんの?