日本経済の赤字体質

講談社の「Xデー銘柄完全ガイド」という本によれば、本年度の予算では、国の収入(税収)は41・7兆円で、政府出費(歳出)は82・1兆円。差し引きすると40・4兆円の赤字、つまり収入の倍を出費している、ということになる。アメリカ人の赤字体質は有名だと思うが、日本政府もそうだったのである。まぁ、これだけ赤字国債を発行してるんやから当然といえば当然やろうが、改めて指摘されるとドキッとする。

一方、今年も議員連中の恒例の盆休みの海外視察は今年も175人が行くそうである。もちろん向こうもバカンスの最中訪問国は決まっても面会相手は決まってないというのもあるそうな。例えば郵政事業の調査のために独仏を訪れることが決まっている総務委員会の一行はフランスの郵政公社ラ・ポストの視察を希望したが、職員は夏休み中なのだそうな。どないやねん!

 一方、アフリカ、東南アジア、南アメリカなど、全世界の開発途上国が借り入れている金額(累積債務)の合計は約275兆円で、何と日本政府の借金の半分程度でしかないんだそうである。な、びっくりしたやろ?