政府が劣化ウラン弾の安全を宣伝


 文部科学省の所管公益法人である日本原子力文化振興財団は、『劣化ウラン弾による環境影響』という表題のパンフレットを報道関係者に配布して、劣化ウラン弾の「安全性」を広報し、劣化ウラン弾の軍事的・経済的な利点について解説し、「放射線の影響を期待した兵器ではない」などと、米軍になりかわって、劣化ウラン弾使用の正当性についての釈明を行っているんですと。


 そもそも、「広く一般に原子力平和利用に関する知識の啓発普及を積極的に行」うことが目的である同財団が、放射性物質の軍事利用である劣化ウラン弾の安全性を宣伝すること自体がおかしいし。しかも、健康への影響を小さく見せるように誤った表現をしているそうな。

許されへん!