「国が燃える」連載中止に

集英社ヤングジャンプに連載中の本宮ひろ志氏の漫画「国が燃える」の南京大虐殺についての描写が「捏造の疑いのある不確かな資料」を使用したカドで同社は一部地方議員などの攻撃にさらされ、連載中止に追い込まれた。

ほんなら、嘘の報告と不正確な情報でイラク戦争を決定したブッシュとそれを支持した小泉はどんなワビをしたらええんや?
こっちの方がはるかに罪は重いと思うが。何せそれによって実際に万を越える人間を殺してるんやから。(ちなみに言うとくと、イラク・ボディカウントが示している数字はあくまでも「報道された死者数」に過ぎない。実際は当然はるかに多いはずである。が、確かな統計など存在しない...。)

この漫画を攻撃した連中は「自虐史観」がお気に召さないようだが、この際やから言うとく。自国の過ちを「過ちではない」とか「迷惑をかけてない」とか強弁して真摯に見つめないほうがよっぽど国を愛していないと思うぞ。ワシは少なくとも日本を愛してるし、日本のねーちゃんを愛している(洋モノが嫌いというわけではない)。だからこそ、日本の過ちを率直に反省し、二度と繰り返さないようにしようと思うてんねんやんけ。さらに言うとやなぁ、日本を好きになれないとすれば、それは「自虐史観」による教育のせいやないで。嫌いにさせてるのは誰やねん?っちゅう話。

この件についてのオススメ反戦サイト:九朗正宗氏のHP