ヘビメタ攻撃

米軍は静寂を尊ぶムスリムに精神的苦痛を与えるため、メタリカやAC/DCなどのロックを大音量でかけながら攻撃しているという。右翼の街宣車がヘビメタをかけて走っていると思っていただきたい。で、ヘビメタを大音量のBGMとしながらノリノリで撃ちまくり、殺しまくり、破壊しまくる...ゲームセンターでシューティングゲームをやってる感覚なんやろう。あるいはヒーロー物のハリウッドを超リアルサラウンド3Dで見てる感覚か...。

爆音ロックなど存在しないイラク人にとっては、確かに苦痛やろ。まず間違いなく礼拝の時間にも流してるはず。相手の文化、習慣を無視、というか逆手に取るこの野蛮なやり方。グローバリゼーションの正体見たり、という気がする。「民間人の犠牲者は極力抑える」とか言うてるが、音は相手を選べへんけど。
しかし、本人たちは嫌やないんかな。自分達の音楽が人殺しのテーマソングになって、。ワシはこのニュースを見て、かなりヘコんだぞ。

イラクの文化を逆手に取るやり方がもう一つ。強姦である。イラクでは強姦されたことを告発することは難しい(もちろん、どの社会でもそうだが)。戒律と名誉を重んじるイラク社会では下手をすると強姦された娘が親によって殺されたりするのだそうな。そして奴らはそれを知っててやっている。....あんまりや。