中電、浜岡原発耐震補強の説明を拒否

中部電力は1/28、東海大震災の想定震源域の真上と予測される場所にある浜岡原発の耐震基準を現在の600ガルから1000ガルに引き上げる補強工事を行うと発表した。

それは良いのだが、同電力は2/9に開かれる国の原子力安全委員会耐震指針検討分科会での説明を拒否しているそうである。

そもそもその補強はこの分科会が進める耐震指針の見直しを先取りしたものという。(駆け込み発表は見え見えやけど。)

ところが分科会のメンバーの「100ガルを目標としたとした根拠を聞くことは指針見直しにとって有益だ」「どういう工事をすれば1000ガルに耐えるのか、技術的なところを聞きたい」という声に対し、「分科会で説明するような技術的内容は無いよう」とのこと。

う〜ん?そんな大したことやないねんやったらわざわざ何で発表したかな?

同委員会のメンバーは「発表内容を見た人は技術的裏づけがあると思うはず」と語っている。そらそうや。そもそも、そんな簡単なことなんか?大したことのない工事で補強できるんやったら今まで何でやれへんかってん?