反論メール

おおっと、反論メールが来たぞ。

今回、ぼやきにたいして明確に反論するメールが届いたので一部紹介する。そんな人たちはアホらしくてこんなサイトは見ないだろうと思っていたのでちょっとビックリ。しかも真面目に返してくれた。全く正反対の考え方も勉強させて貰い、また色々考えさせられた。アリガトさん。
今回頂いたメールは非常に紳士的な文面だったので、いつもの調子でそれに返すと、メールをくれた本人が読んだらそれだけで怒られそうなのだが、まぁ、こんなキャラということで申し訳ないがお許しいただきたい。


メールの主さんは多くのことを指摘してくれている。が、それに逐一反論するのはちょっとしんどい(またアップが遅れる)のでとりあえず一つだけ反論させてもらう。

メールの主さんは「朝鮮が日本の植民地統治によって発展した」ようなことを書かれている。また、「左翼の人たち」が言う「日本が行った抑圧政策は事実無根」といったことも。それと、彼はそこまで明確には言っていないが、「だから日本の侵略はオッケー、むしろ朝鮮は日本に感謝すべき」と言うような論理?も色々なところでもよく見かける。が、ワシはこの意見には全く同意できない

ワシにはその(朝鮮が日本の植民地化によって発展したという)評価が正しいのかどうか確かめる術(見識)がないが、少なくともそれは余りにも身勝手な意見としか思えないからである。もしそうだとしても、だからといって侵略の罪が消えるわけではないと思うからである。

そんな考え方を認めたら先進国は途上国を侵略してもオッケーということになるのでは?イラクのクエート侵攻も「まぁ、結果見てから判断しましょ?」って話になるのでは?欧米の一部で、例えばアフリカを植民地化したことをそのようにして正当かする人がいるが、それはワシには思い上がりにしか聞こえない(ブッシュも正にそうなのであろう)。でもな、相手の気持ちになったらどうよ?

これがもし、例えば日本がどこかの国に植民地にされたとして、それで結果的に日本が発展したら、ある程度の善政もやってくれたなら、「植民地、別にオッケー」って思えるわけか?

そして今、求められるべきは侵略を許容する考え方ではなく、侵略を許さない考え方なのでは?