治安維持法復活

現代版治安維持法が審議されている。ヤバイぞ!

今回出てきた法案は「共謀罪」という罪を作る法律。

今まで刑法では全て行為について処罰をしてきた。ところがこの法律は協議したり同意したりしただけで罪に問えるというものである。憲法が保証する思想信条の自由を侵害する法律といえる。

「犯罪に同意する方がアカンのんちゃうん?」と思うかもしれない。だが、取り締まる当の警察というと、例えば立川の反戦ビラ事件では「ピザの宅配のビラやったらええけど、反戦ビラやから逮捕した」てなことを言うところである。

さらに問題は、本来水掛け論である「言った、言わない」で有罪かどうかが決まるということ。警察は当然盗聴しまくるだろう。インターネットの検閲を進めるであろう。自白偏重主義が復活(?)するであろう。

「プライバシーの侵害?何それ?」そんな時代になってほしいか?

冤罪作り放題!

反戦を叫ぶだけで、平和運動を計画するだけで犯罪者となる、そんな暗黒の時代がそこまで来ているのである。憲法「改正」を目指す政府が描く日本の社会はそんな社会なのである。