パーマカルチャー

賢明な読者諸兄はパーマカルチャーをご存知かな?恥ずかしながらワシはつい最近まで知らんかった。

パーマカルチャーというのはパーマネント(永続的な)とアグリカルチャー(農業)の造語でカルチャー(文化)の意味も含んでいる。

早い話、無農薬で有機栽培をする農園を中核として気候、文化、エネルギーなどさまざまな要素を考慮して地域全体の設計をするということ(う〜ん、あまりうまく言えてないような気がする)。

そしてそれにより荒地を緑にするという計画があり、ワシの知り合いがNICCOというNGOのメンバーとして3年間、ヨルダンで緑化計画をやり遂げてきた。そう、ブッシュのアホがイラクに戦争を仕掛け、破壊と殺戮の限りを尽くしていた横で、である。

写真を見せてもらったが感動した。それは、どこぞのダイエットの広告の使用前・後なんてもんやない。計画前には文字通り荒地だったのが一面の緑に!爆弾落として破壊し尽くしているその隣で、ささやかながらも懸命に生み出そうという努力がなされていたのである。

実際、サマワでちまちま給水やるよりよっぽど感謝されると思うで。しかもそれは砂漠化が進む地球全体から見ても必要なことである。

で、この事業の予算はウン千万円くらいか。

ちなみに自衛隊のサマワ駐留費だけで何億使うてるんやったっけ?米軍は一日40億ドルやったっけ。