米産牛肉輸入再開決定は適切やったんですと!

小泉シュショーが施政演説で「科学的知見を踏まえ、米国産牛肉の輸入を再開しました。消費者の視点に立って、食の安全と安心を確保します」 と語ったその直後、「米国産牛肉に危険部位が混入」の知らせが入り、演説からわずか5時間後に再停止に追い込まれた。屈辱やろな。

そもそも米が日本との約束を軽んじていた証拠。アメリカとは一切貿易やらんくらいの覚悟がいるでしょ。ま、実際は不可能やろけど。

米国産牛肉輸入再開から1ヶ月も経たないうちに再停止に追い込まれて我が小泉シュショーはそれでも「輸入再開決定は適切やった」と語ったそうな。

ブッシュの来日に合わせて食品安全委員会の答申から4日後に出した結論が。

安全対策の実施状況をチェックする査察や国民への説明会を始めた直後に再開第1号が輸入されていたんですと。それで拙速ではないと。

事件後ジョハンズ農務長官が、危険部位混入を見逃した業者や検査官が「輸出条件に習熟する時間があまりなかった」と語ったそうだが、それでも拙速ではない、と。

特定危険部位の除去は、昨年12月の輸入再開の大前提でる。食品安全委のメンバーらは「米国の対策にどれだけ実効性があるのか不信感がある」と米国の安全管理体制に懸念を表明していたが、正に適中したわけである。