六ヶ所村・恐怖の核再処理施設

青森県六ヶ所村の再処理工場でアクティブ試験が始まろうとしている。これについて反対者の方たちが県に交渉した報告が坂本龍一教授のブログの記事で紹介されているが、その中で驚くべき事実が明らかにされている。

県が出した資料においてすら、再処理工場が稼動すれば青森県産の米からは他県の2倍の放射能が出ると認めているのである。それに対し、応対した県職員は「自然放射線に比べて2倍出るだけです。」と平然と認めたという。

茶碗1杯で1秒間に5〜6個の放射線が出るんだそうな。

それは米だけの問題ではないよな。当然。物によって濃縮率とかはもちろん違うだろうが、野菜も、りんごも。海産物も当然放射線汚染の影響を受けるハズ。

しかも上述の青森県の資料での計算は1年間を対象としたものである。放射能はご存知のように1年で毒性がなくなるものではない。半減期が何十万年というシロモノ。年とともに当然蓄積されていくわな。米にも、りんごにも、私たち人間にも。さらに食物連鎖による蓄積、濃縮の問題もある。水俣で何を学んだんや?