見苦しい言い訳、埼玉平和資料館

埼玉平和資料館が、展示している年表の南京大虐殺に関する部分や事件現場とされる写真をわざわざテープで隠しているそうである。展示から10年以上経ってから。

資料館によると「南京大虐殺は犠牲者の数に諸説があり、証拠とされる資料や写真に問題点が指摘されているので再度確定的な事実関係を把握してから展示を考えるために暫定的に除外し」たそうである。しかしながら、例えば現地に行って向こうの研究者と会ったり生存者からの証言を聞くなどの実地調査をするなどということは今後するつもりはないんだそうな(大笑)。事件から70年近くも経って「確定していない」と言い張る事件の「確定的な事実関係」をどうやって把握するつもりなんやろ?で、把握するまで何年かけるつもりなんやろ?

ちなみにどの教科書でも載っている西洋史では有名な「セント・バーソロミューの虐殺」って犠牲者は確か7人くらいっていう話やったと思うぞ。

ちなみに被爆者の語り部に対して政治的な話とか、憲法に関する話はしないでくれ、という圧力もあるそうである。

ちなみにやっぱり小泉は最後に靖国に参拝しよった。「終戦記念日に靖国に参拝する」という公約を守ったわけであるが、国債30兆円枠の方は守らなくても別に大した問題ではなかった彼にとってもこっちの公約は大きい問題だったわけだ。

靖国問題について大前研一氏がかなり論理的に解き明かしていると思う。ご覧あれ