醜悪、自民党総裁選

今回の自民党総裁選は安倍候補楽勝との観測である。

ま、それはいいとして。何?あれ。次々に出来た安倍応援団。彼らは自分のやってることが分かってるんかね?猟官運動?ふざけるなよ。次代の権力者(と目される者)に擦り寄る、あの姿勢には目を覆いたくなる。それがこの国の最高の言論府の人間ですか?「勝ち馬に乗りたい」「バスに乗り遅れるな」...。保身と自己権力の保持・拡大しかアタマにないこいつらが大政翼賛会を再生するのである。いや、すでにこれは大政翼賛会そのものではないか?

悲しいことに少なくとも自民党のあの連中は戦前と何ら変わっていなかったのである。

彼らの行動は、あるいは小泉によって目の当たりにさせられた総理大臣に逆らった者への報復を恐れてのことかも知れないが、それもどうよ?

こんな上を恐れる奴らに民主主義って期待できるんか?上意下達で民主主義が成り立つのか?「議員」にとってはそんなもん邪魔でしかないはずだが。

報復する方もする方。敵対する意見のものと激しくやりあっても、それは論議の上だけのものってのが民主主義やん?そういう意味では選挙で戦って負けた相手にもエールを送る(人物に対して好感を持つ)アメリカの方が民主主義的と言わざるを得ない。安倍が報復するのかどうか分からないが、少なくともあの連中はそう思っているのであろう。