あ〜!又何にも考えんと始めてしもた!

....というわけで、新連載、届け!ナニワの心 その2

(上には「その2」と書いているが)第3回は「ガヤ」の巻。


とりあえず、「ガヤって何や?」と思う人も多いであろう。「ガヤ」とは夏に張る、網のような物。....それは蚊帳...。あかん、不調や。

え〜、「ガヤ」とは、効果音などで言うところの人のざわめきとか町並みとかの環境音のことで、きっちりした定義とかは知らないが、まあ、その場面らしさを演出する背景の雑踏音のようなものを一般に「ガヤ」と呼んでいるようである。

で、今回のお話は「大阪のガヤ」。この前、大阪駅の前でケータイが鳴った。「もしもし。」「もしもし。」「もしもし!」「もしもしっ!」「しもしもーっ!!」ってな感じでだんだん声が大きくなってしまう。そう、大阪はやかましい。とりあえず、みんなしゃべっている。歩いている人全員が「ダウンタウン」やと思ってもらいたい。ま、それは言い過ぎとしても、老若男女全員が吉本の影響を受けていると言ってもよいであろう。そら、やかましいわな。電車の中でケータイでも思いっきり大声で話している。まあ、東京ほど電車が混んでないから出来る技であるが。逆に東京の人口でそんな状態になったら....コワイ。そういえば、電車の車内放送の音量が違う。東京の、よく止まることで有名なJR中央線なんかは蚊の鳴くような声で放送する。「聞こえへんっちゅうとんじゃい」....と心の中で叫びながらよく乗っていたものである。しかし、これが大阪なら、「やかましいっちゅうとんじゃい」....と心の中で叫びながら乗っていることになる。そう、車内放送は車内の大音量ガヤに負けんぐらいの音量を出しているのである。

....たぶん、つづく