届け!ナニワの心

....というわけで、今回のネタはブルー・スティーラーの戸谷氏(正確には彼の嫁はん)に提供いただいた。ありがとうございます。第6回「ションベンの音、聞こえてるがな」の巻。(ちなみに戸谷勉氏は「とやべん」と呼ばれている)


戸谷夫妻が大阪に遊びに行ったときのこと。美奈子夫人は「トイレに行く」と言って高島屋かどこかの、割とちゃんとしたとこのトイレに行ったそうである。休日だか何だかで、そこそこ混んでいたのだが、順番を待っている間に彼女は、「あれ?消音器ないのかな?」と思ったそうである。

読者の皆さんは消音器をご存じであろうか?NOB本体も知らなかったのだが、女の子は普通、ションベンをするとき自分の音を聞かれると恥ずかしいので、ションベンが便器に着地する瞬間を狙って「せ〜の〜」で水を流す(らしい)が、それだと水がもったいない。慢性水不足で悩む東京ならではのナイスなアイデアが、水を流す代わりに音が出るスイッチを取り付けよう!と言うことで登場したのが消音器なのだそうである。(ちなみにNOB本体は自分のションベンの音をDATに録音したことがある。)

しかし、大阪では皆、消音器を使わない。「さっすが水の都・大阪。消音器の必要がないのね。」と思ったところへ、今回のタイトル、「ションベンの音、聞こえてるがな」というツッコミが入るのである。そう、水を流さないのである(もちろん終わった後には流しているが)。「偉いなあ、大阪の人は。消音器が無くても節水してるんだ。」と思っていたが、自分の番になって個室に入ると、そこにはちゃんと消音器のスイッチが。「偉いなあ、大阪の人は。消音器の電気まで節電してるんだ」....なんてことは思うはずもなく、「何で?恥ずかしくないの?それとも面倒くさいの?」と、カルチャーショックを受けたそうである。....関西人、おそるべし。...彼女は改めて思い知ったのである。

そして、彼女はいざ自分がする時に、消音器を使うか使うまいか悩みに悩んだ末、やっぱり使ってしまったそうである。皆が使っていないので、使う方が恥ずかしかったという。一抹の理不尽さを感じつつ...。


.....しかし、果たして彼女の証言は真実なのであろうか?ジャーナリストの責任において自分の目で確かめねばなるまい。


P.S. ターゲットのクライアント関係の方、このページは見ないで下さいね。

....たぶん、つづく