サルでも出来るドラムセミナー vol.13

初めて読む人は READ ME を見てね。

再開第4弾!(ちゅーか又、中断してたけど)「ハシる人に朗報!?

サルでも出来る粘りリズム-略して粘リズ-」....別に略さんでも....


さて、前回は初心者でも出来るインディペンデンスの第2弾として3連系ということで「サルイン」をお届けしました。今回はその続きをやる予定でしたが、難しいという声が相次いだ為、急遽変更してノリのお話を。


さて、ミュージシャンは演奏するとき、自分(バンド)が奏でる音をイメージしてそれを実践するわけですが、皆さんは「お前はノリが軽いねん。いろんな意味で。」とか「ハシってるで。」とか言われたことはありませんか?かくいう私は言われまくっています。そんな貴方に!自分がイメージする音を変える簡単な方法を紹介します。皆さんは自分の楽器のフレーズを口で歌うときに、自分なりの割り当て(言い方)が自然と定着していると思いますが、それを変えてみましょう。

実は、これは先日テラ・ローザのライブの時に人体実験を行い、成功した方法です。「ペトルシュカ」という曲で、オリジナルよりもかなり遅いアレンジで演奏することになったのですが、リハの時、どうしても待ちきれなくて先に行ってしまうので困っていたら、ハタとひらめいたのです。「そや、猫でいこう!!」

それまでギターのリフは「ゥギャーギャギャッ、ギャギャッ....」と歌っていたのですが、それを「んにゃーにゃにゃん、にゃにゃん....」と歌うと、あ〜ら不思議、走らないじゃあ〜りませんか。ドラムのピックアップフィルも、「タッタットコロテン」というフレーズを「にゃんにゃんにゃにゃにゃにゃん」と歌えば全然走りません...というか、速く歌うことは不可能。無理に速く言おうとすると、猫のケンカ状態になってしまいます。....て、「ペトルシュカ」を知らない人には何のこっちゃ分からないと思いますが....。知らない人は、キングレコードの「THE ENDLESS BASIS」を買いましょう。ま、宣伝は置いといて、一度だまされたと思って、みなさんも粘りたいときには猫になって演奏しましょう(実用新案申請思案中)。ちなみにパンクの人は可愛くなってしまうのでやめた方がよいと思います。

猫とまでは行かなくとも、例えばスネアのフレーズを「タンタン、タタタン」と歌っている人は濁点を付けてみましょう。「ダンダン、ダダダン」どうですか?少し重く感じられますね。また、同じ言葉でも音程を低くして歌っても似た効果が得られます。


用語解説

イメージしてそれを実践する

お客様が普段イメージしているような、やりたくても出来ないことをピチピチギャルにしていただくのがイメージクラブでございます。 -戻る

先に行ってしまう

最早説明の必要もないネタであるが、先日、試しにイキそうになったときに猫になってみた。が、結果は変わりナシ。 -戻る

濁点を付け

話は変わるが、よくエッチマンガとかの擬音語では濁点が付いているのを見かける。「ぬ」とか、「め」に濁点が付くのが多いようである。なんとなく、エッチなニュアンスがあるのかも知れない。是非打ってみたいものであるが、どうやったらコンピュータで打てるのであろうか?誰か教えて。 -戻る


多分、今年最後のセミナーになると思いますが、如何でしたか?今回はドラマーでなくとも分かっていただけると思います。そんなことより最近、下ネタのキレが悪い方がむしろ気に掛かりつつ、次回は別のネタを考えておくつもりです。セミナーのネタはなんぼでもあるのですが、下ネタの方がネタ切れで.....。