ウナギの寝床が危ない!!その4

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-予算を人質に取る-

このページは大阪市立大学に関係のない人には少し縁遠い話かも知れません。しかしながら、「あの大学は実はこんなんやねん」という意味で、まぁ、興味を引いた方は読んでみて下さい。最初から読まなければちょっと話が分かりづらいかもしれませんが....。

大阪市立大学関係(OB含む)の方で、このタイトルを見てピンときた人は私宛にメールを下さい。詳しい状況をお知らせします。horiesan@trust.ocn.ne.jp


学園祭のシーズンである。最近の大学側と学生との対立の中で当局が毎度の事ながら出してきた「手」がある。それは、そう、「予算の人質」である。当局とやり合ったことのある方なら、「又、アホの一つ覚えか。」と思われるかもしれないが、今年はこの時期、学園祭を迎えても尚、予算が全く執行されていないという。


大阪市立大学関係以外の方には、ちょっとピンと来ない話かも知れない。要するに、「大学の言うことを聞かないクラブには予算をやらん」と言っているのである。(そして、それは実行されている。)

「大学生なんだから、所属する大学の言うことは聞いて当然」などと思っている方もいるかも知れない。その方たちは「大学当局が間違った事を言うはずがない」という前提があると思うのだが、もっと上の国や自治体があれだけいい加減なことをやっているのだから、その下は推して知るべしである。

今回の予算不執行の当局側の理屈は「学内団体更新届け」を提出していないことであるが、そもそも「学内団体更新届け」を当局が導入したときに、「これをもってサークルを選別したりしない」と言っていたにも係わらず、提出を拒否していたサークルを強引にたたき出したりしているのである。ちなみに大阪市立大学では「うそつきは学生部(大学当局の対学生窓口)の始まり」という言葉が一時流行ったことがある。